皆さんこんにちは。
もうすぐ大吟醸の搾りが近いため、昨日は重点指導が行われました。 蔵にこもって外の蔵を見る機会が無い我々に対して、県内全蔵を回って数百本という醪を見て、触れて、味見して、分析して、科学の目から様々な対策を講じている先生方からの助言は、非常に有効なのです。
その助言と今まで蓄積してきた自分たちの経験を擦り合わせることが肝心。日本酒は決して一人で造れるものではありません。そこには様々な方々のご協力があるのです。
100人の嗜好に合わせて100人がおいしいと感じられる酒が一般的には理想なのかもしれませんが、まずは自分が飲んで本当に美味しいと思える酒を造りたいと思い、酒の造り手として、料理を活かしつつも、料理と共に記憶に残るような個性ある酒を追求しようと考えております。