先日、純米大吟醸の鑑評会出品酒を搾りました。出来はまずまず。 ここから更に、オリ引き(瓶詰め)・火入れ・貯蔵管理と、まだまだ手を抜けない事が山積みです... 鑑評会出品酒は労力と時間を非常に要する『袋吊りの斗瓶取り』という特殊な方法で搾りますが、普通の機械搾りと何がどう違うのか、何で値段が爆上げになるのかは、また別の機会にお話できればと思います。
100人の嗜好に合わせて100人がおいしいと感じられる酒が一般的には理想なのかもしれませんが、まずは自分が飲んで本当に美味しいと思える酒を造りたいと思い、酒の造り手として、料理を活かしつつも、料理と共に記憶に残るような個性ある酒を追求しようと考えております。