この度、萩野酒造と川敬商店とのコラボレーション企画による限定商品を発売させて頂く運びとなりました。
【 企画の目的 】
「お客さまに、たくさんの酒販店様に足を運んでいただくこと」を目的のひとつとしています。
そのため、生原酒の「萩の鶴ver.」・「黄金澤ver.」、火入れの「萩の鶴ver.」「黄金澤ver.」を全てご購入いただくためには、
少なくとも2つの酒販店さまへ足をお運びいただくかたちになっております。
長かったコロナ禍が5類となって一年が経ち、人の動きが本格的に盛んになってきました。
今こそ、訪れたことのない酒販店さまに足を運び、新たに日本酒の魅力を知ってもらえるチャンスであると考えています。
また、この新たな取り組みが酒類業界の活性に繋がることを願い、企画いたしました。
【 お酒の情報 】
萩の鶴と黄金澤のもろみそれぞれに、お互いの麹をMixした試験醸造酒です。
酒造りの要、麹はお酒の味わいを左右する非常に大事な要素で、蔵によって考え方や造り、設備や道具まで様々な部分が違います。
今回はそのお互いに違う部分の一部を交換するという新しい試みです。
以前、広島県の相原酒造様と金光酒造様がお互いの麹を交換するという試みをされており、今回は許可を得て参考にさせて頂きました。
・萩の鶴 麹Mix試験醸造酒 生原酒 ・アルコール分 16度(原酒) ・日本酒度 +6 ・酸度 1.5
・大吟醸造りに定評のある黄金澤の強い麹をMixし、キレのあるスッキリとした味わいに仕上げました。
・黄金澤 麹Mix試験醸造酒 生原酒 ・アルコール分 16度(原酒) ・日本酒度 ±0 ・酸度 1.7
・米の旨味を重視した萩の鶴の麹をMixし、やわらかで穏やかな味わいに仕上げました。
・どちらも瓶を立てて要冷蔵(輸送時は常温ですが、保存は冷蔵でお願いいたします。)
【 仕込の様子 】
各蔵元がお互いの麹を持ち寄り、仕込みました。
【 発売日 】
6月13日頃より店頭に並ぶ予定です。詳しくは下記の取り扱い店までお問い合わせください。
【 取り扱い店 】
萩の鶴と黄金澤両方のお取り扱いがある宮城県内の酒販店様18店舗のみとさせて頂きます。
【 特定名称・酒米・精米歩合は表示いたしません 】
特定名称制度は平成2年に導入され、現在30年以上が経過しています。
その結果、特定名称という言葉は広く周知されましたが、その代わりに大吟醸とはこういうものだ、純米酒なら価格はこのくらいだと言うような固定観念も少なからず生まれ、
その枠から飛び出す事が出来にくくなっているように感じます。
しかし、現代の日本酒は味や見た目もバラエティに富み、特定名称や精米歩合に縛られない様々な個性あふれるお酒がたくさん登場しています。
このお酒も同様に、特定名称や精米歩合に縛られないお酒としてお客様に選んで頂きたいとの思いから、敢えて表示しないことといたしました。
【 4種類のお酒をそれぞれ異なる4店でお買い頂いたお客様への特典を検討中です 】
今回の企画は「お客様により多くの酒販店様に足を運んで頂く」事を目標としております。各酒販店様での取り扱い情報は、瓶に貼付したQRコードから読み込めるようにいたします。
その中から4種類のお酒を異なる4店それぞれでお買い上げ頂いたお客様への特典を検討中です。
(なお、ご購入いただいた証明は、各酒販店さまでご発行いただくレシートの画像を第一候補としております。商品名が「日本酒」などの表示であっても、金額が合っていればOKとし、指定のメールアドレスに画像をお送りいただく予定です。)